Mission 法人理念
存在価値:
果たしていくべき使命と社会に提供し続ける価値や理想
私たちの歩みは精神障害のある方の
居場所づくりからスタートしました。
疾病、障害、困窮等からくる生きづらさ、
働きづらさがない、誰もが「安心」し、
「豊かさ」を感じ、「自信」を抱いて暮らせる
共生社会をめざすことが私たちのミッションです。
Vision
目指す方向:
ミッションを求めた結果となる目指すべきゴール
社会や心の中にある「障害」「障壁」をなくしていきます。
そして、誰もがその人らしく生きられる社会をめざしていきます。
Value
守る価値と行動:
ミッション、ビジョンを達成するための価値観
支援指針
安心への支援
- 人と人がつながる環境づくりを進め、その輪を広げていきます。
- ソーシャルワークを尊重し、身近にいつでも相談できる仕組みと他機関との連携をし、必要な支援体制を構築します。
- 支援が届かない障害のある方、その家族が孤立しない支援とサービスを進めていきます。
豊かさへの支援
- 「生活の豊かさ」を実現するために、住居の確保、各種制度やサービスの活用と充実に取り組みます。
- 「働く豊かさ」を感じられるため、個々の適性や能力に応じた就労支援の充実と、安心して働き続ける場づくりを行います。
- 「こころの豊かさ」を感じられるように、様々な社会参加の機会を広げることに取り組みます。
自信への支援
- 多様性の視点から、一人ひとりの想いや自己決定を尊重し、自信を持って歩めるように支援します。
- 個々の夢や可能性へのチャレンジと、その実現に向けて支援します。
- 地域社会へ、障害の理解が広がるようにたえず働きかけます。
行動指針
伴走者
当事者の気持ちを尊重し、共に悩み、行動する、伴走者となります。
福祉を福祉で終わらせない
医療・教育・行政など従来の福祉のネットワークに留まらず、幅広い業界、業種の関係者と手を携えて、
地域社会の課題解決に向けて積極的に行動します。
古い法人として新しい使命を果たす
精神科医療しかない時代に作業所づくりをスタートさせてきた先人たちのスピリットを継承し、
作り上げてきたものを大切にしながらも、時代の変化を見据えた新しい使命にチャレンジしていきます。
常に前向きな姿勢と成長していく人・組織を築く
常にオープンなコミュニケーションと前向きな姿勢を心がけ、否定ではなく、
できるためにどうするのか共に考え、与えられている能力や才能を十分に発揮し、成長していける人と組織を築きます。
感謝を忘れず誠実な対応を心がけます
誰に対しても常に喜びと感謝を忘れず誠実な対応をし、信頼される人と組織をめざします。
経営指針
成長できる経営
スタッフが仕事や組織に誇りをもち、安心して働き、モチベーションをもって成長ができる経営環境をつくっていきます。
持続可能な経営
現状維持にとどまらず、臨機応変にチャレンジしていく、持続可能な経営を行っていきます。
共生社会に向けた投資
幅広い多様な関係者と手を携えて、地域共生社会の課題解決に向けて積極的に参画と投資を行い、
実践的な連携の構築を深めます。
「人財」育成への投資
成長できる経営環境をつくるため、スタッフの知識と専門性、支援のスキルを習得できることを大切にし、
研修やOJTの機会を積極的に提供する組織となります。
健康経営
スタッフの健康管理が安定経営の基本と考え、多様な人材が活躍できる柔軟な雇用環境を常に整備し、
支援力向上、組織の活性化、働き続けるための健康経営を行っていきます。
理事長挨拶
わかくさ福祉会の歩みは、「精神科病院ではなく、地域で当たり前の生活をしたい」という願いからスタートしました。
一九八〇年初頭、精神障害者の共同作業所運動が広がる中で、精神科医療機関が日本一集中しているといわれる八王子において、当事者、家族、支援者が手弁当で集い、作業所づくりがスタートしました。
当時は任意団体でしたので、バザーや個人の寄付等により自己資金を集め、「精神障害者は危険だ」という風潮の中、居場所となる物件を借りるだけでも大変な苦労がありました。
二〇〇六年に障害者自立支援法、その後、総合支援法となり、さまざまな障害福祉サービスが全国で展開され、精神障害のある方の福祉の利用が進み、また当時は「精神障害者は働けない」と言われながらも、多くの支援者、また当事者の実践により障害者雇用は目覚ましく進展し、職場定着にはまだまだ課題はありますが、今では全国の障害者年間新規就労の半分は精神障害者となっています。
こうした精神障害のある方の社会参加が深まっていく中で、小さな作業所からスタートした当会は二〇二三年に設立四〇年の節目を迎えました。
今では相談・通所事業あわせて八つの事業所等を運営し、年に一、三〇〇名以上の相談者・利用者の就労支援、生活支援等を行っています。多くの皆さまの地域生活のサポートができつつある一方、生きづらさ、働きづらさという見えないバリアは厳然として存在し、また、最近は精神科未治療の方、発達障害グレーゾーン、障害のうかがえる生活困窮やひきこもり状況にある方、高次脳機能障害など、精神障害の支援の領域も拡がっています。
また、積年の精神障害者の長期入院の課題など、取り残されている地域課題について、この地で長く活動してきた法人としてその解決に向き合う使命を再確認しています。誰もが心豊かに安心して生活できる地域の実現に向けてさらに一歩を踏み出すためには、創立時の無から有を生み出した先人の熱い想いの下、これまで以上に当事者の力、職員の力、そして地域の関係者と市民の力をまとめていくことが不可欠です。
わかくさ福祉会は、皆様の力をあわせる、その中核の一つになれるよう、一丸となって研鑽を積み、前進してまいる覚悟ですので、ご協力のほど、是非ともよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人わかくさ福祉会 理事長
障害者就業・生活支援センターTALANT センター長
1969年3月 宮城県仙台市出身 現在、八王子在住(既婚、4子の父)
武蔵大学経済学部卒業(大学時北欧の福祉を2か月視察)。大学卒業後、長嶋茂雄理事長の花と緑の農芸財団農芸塾生となり、農業や農芸の体験。その後、出版社に7年ほど勤務、1999年より現法人のわかくさ福祉会に入職。2006年より法人事務局長も兼務。2008年より新設された障害者就業・生活支援センターTALANTのセンター長にも従事。2016年同法人副理事長、2020年7月より同法人理事長に就任。
<資格>
- ・精神保健福祉士
- ・ジョブコーチ養成研修修了
- ・農園芸ジョブトレーナー養成研修修了
<現在の公的委員等>
- ・東京都就労支援協議会委員(2018年度~2021年度)
- ・厚生労働省「就労の開始・継続段階の支援における地域連携の実践に関するモデル事業」委員(2023年度)
- ・厚生労働省「定着支援地域連携モデルに係る調査事業」受託団体全国就業支援ネットワーク事務局(2022~2023年度)
- ・八王子市自立支援協議会就労部会委員(現)・八王子市地域精神保健医療福祉推進会議委員(現)
- ・町田市障がい者施策推進協議会就労部会委員(現)・多摩市自立支援協議会委員(現)
- ・一般社団法人東京都農業会議・農福連携人材育成事業運営会議委員(2020年度~2022年度)
<講演等代表実績(依頼先)>
- ■ 株式会社ヤンセンファーマさま 精神科医療機関向け講演会(2015年~2019年から10回)
- ■ 株式会社オリンパスグループさま (2017年・2018年)グループ内障害者雇用人事担当者研修会
- ■ 内閣人事局さま講演・2回(2018年・2019年)「障害者雇用の現状と課題」・人事局審議官等
- ■ 国の機関の職員に対する障害者の職場適応支援者養成セミナー(全就ネット・2018年、2019年)
- ■ TBSラジオ「荻上チキ・Session」障害者雇用の現状について20分インタビュー(2020年)
- ■ 日本財団主催・就労支援フォーラムNIPPON(2018年~2020年)座長、パネリスト
- ■ 多摩市役所人事課 課長等職員向け障がい理解促進研修 講師(2018年・2021年・2022年)
- ■ 東京一般社団法人東京精神科病院協会研修会 講師 2015年、2023年
- ■ 社会福祉法人日本心身障害児協会 島田療育センター 公開シンポジウム 2024年
<現在の他法人役員等>
- ▶NPO法人全国就業支援ネットワーク理事(障害者就業・生活支援センター部会長)
- ▶東京中小企業家同友会八王子支部幹事長、同会多様性委員会委員
- ▶NPO法人セミ~レ(宮城県気仙沼市)副理事長
- ▶NPO法人多摩在宅支援センター円(立川市)監事
- ▶医療法人財団青溪会駒木野病院(八王子市) 評議員
- ▶医療法人社団滝山病院(八王子市)虐待防止委員会委員
Mission 法人理念
存在価値:
果たしていくべき使命と社会に提供し続ける価値や理想
私たちの歩みは精神障害のある方の
居場所づくりからスタートしました。
疾病、障害、困窮等からくる生きづらさ、
働きづらさがない、誰もが「安心」し、
「豊かさ」を感じ、「自信」を抱いて暮らせる
共生社会をめざすことが私たちのミッションです。
Vision
目指す方向:
ミッションを求めた結果となる目指すべきゴール
社会や心の中にある「障害」「障壁」をなくしていきます。
そして、誰もがその人らしく生きられる社会をめざしていきます。
Mission 法人理念
存在価値:
果たしていくべき使命と社会に
提供し続ける価値や理想
私たちの歩みは精神障害のある方の
居場所づくりからスタートしました。
疾病、障害、困窮等からくる生きづらさ、働きづらさがない、誰もが「安心」し、「豊かさ」を感じ、「自信」を抱いて暮らせる共生社会をめざすことが私たちのミッションです。
Vision
目指す方向:
ミッションを求めた結果となる
目指すべきゴール
社会や心の中にある「障害」「障壁」をなくしていきます。そして、誰もがその人らしく生きられる社会をめざします。
Value
守る価値と行動:
ミッション、ビジョンを
達成するための価値観
支援指針
安心への支援
- 人と人がつながる環境づくりを進め、その輪を広げていきます。
- ソーシャルワークを尊重し、身近にいつでも相談できる仕組みと他機関との連携をし、必要な支援体制を構築します。
- 支援が届かない障害のある方、その家族が孤立しない支援とサービスを進めていきます。
豊かさへの支援
- 「生活の豊かさ」を実現するために、住居の確保、各種制度やサービスの活用と充実に取り組みます。
- 「働く豊かさ」を感じられるため、個々の適性や能力に応じた就労支援の充実と、安心して働き続ける場づくりを行います。
- 「こころの豊かさ」を感じられるように、様々な社会参加の機会を広げることに取り組みます。
自信への支援
- 多様性の視点から、一人ひとりの想いや自己決定を尊重し、自信を持って歩めるように支援します。
- 個々の夢や可能性へのチャレンジと、その実現に向けて支援します。
- 地域社会へ、障害の理解が広がるようにたえず働きかけます。
行動指針
伴走者
当事者の気持ちを尊重し、共に悩み、行動する、伴走者となります。
福祉を福祉で終わらせない
医療・教育・行政など従来の福祉のネットワークに留まらず、幅広い業界、業種の関係者と手を携えて、
地域社会の課題解決に向けて積極的に行動します。
古い法人として新しい使命を果たす
精神科医療しかない時代に作業所づくりをスタートさせてきた先人たちのスピリットを継承し、
作り上げてきたものを大切にしながらも、時代の変化を見据えた新しい使命にチャレンジしていきます。
常に前向きな姿勢と成長していく人・組織を築く
常にオープンなコミュニケーションと前向きな姿勢を心がけ、否定ではなく、
できるためにどうするのか共に考え、与えられている能力や才能を十分に発揮し、成長していける人と組織を築きます。
感謝を忘れず誠実な対応を心がけます
誰に対しても常に喜びと感謝を忘れず誠実な対応をし、信頼される人と組織をめざします。
経営指針
成長できる経営
スタッフが仕事や組織に誇りをもち、安心して働き、モチベーションをもって成長ができる経営環境をつくっていきます。
持続可能な経営
現状維持にとどまらず、臨機応変にチャレンジしていく、持続可能な経営を行っていきます。
共生社会に向けた投資
幅広い多様な関係者と手を携えて、地域共生社会の課題解決に向けて積極的に参画と投資を行い、
実践的な連携の構築を深めます。
「人財」育成への投資
成長できる経営環境をつくるため、スタッフの知識と専門性、支援のスキルを習得できることを大切にし、
研修やOJTの機会を積極的に提供する組織となります。
健康経営
スタッフの健康管理が安定経営の基本と考え、多様な人材が活躍できる柔軟な雇用環境を常に整備し、
支援力向上、組織の活性化、働き続けるための健康経営を行っていきます。
理事長挨拶
わかくさ福祉会の歩みは、「精神科病院ではなく、地域で当たり前の生活をしたい」という願いからスタートしました。
1980年代初頭、精神障害者の共同作業所運動が広がる中で、精神科医療機関が日本一集中しているといわれる八王子において、当事者、家族、支援者が手弁当で集い、作業所づくりがスタートしました。
当時は任意団体でしたので、バザーや個人の寄付等により自己資金を集め、「精神障害者は危険だ」という風潮の中、居場所となる物件を借りるだけでも大変な苦労がありました。
2006年に障害者自立支援法、その後、総合支援法となり、さまざまな障害福祉サービスが全国で展開され、精神障害のある方の福祉の利用が進み、また当時は「精神障害者は働けない」と言われながらも、多くの支援者、また当事者の実践により障害者雇用は目覚ましく進展し、職場定着にはまだまだ課題はありますが、今では全国の障害者年間新規就労の半分は精神障害者となっています。
こうした精神障害のある方の社会参加が深まっていく中で、小さな作業所からスタートした当会は2023年に設立40年の節目を迎えました。
今では相談・通所事業あわせて8つの事業所等を運営し、年に1,300名以上の相談者・利用者の就労支援、生活支援等を行っています。
多くの皆さまの地域生活のサポートができつつある一方、生きづらさ、働きづらさという見えないバリアは厳然として存在し、また、最近は精神科未治療の方、発達障害グレーゾーン、障害のうかがえる生活困窮やひきこもり状況にある方、高次脳機能障害など、精神障害の支援の領域も拡がっています。
また、積年の精神障害者の長期入院の課題など、取り残されている地域課題について、この地で長く活動してきた法人としてその解決に向き合う使命を再確認しています。誰もが心豊かに安心して生活できる地域の実現に向けてさらに一歩を踏み出すためには、創立時の無から有を生み出した先人の熱い想いの下、これまで以上に当事者の力、職員の力、そして地域の関係者と市民の力をまとめていくことが不可欠です。わかくさ福祉会は、皆様の力をあわせる、その中核の一つになれるよう、一丸となって研鑽を積み、前進してまいる覚悟ですので、ご協力のほど、是非ともよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人わかくさ福祉会 理事長
障害者就業・生活支援センターTALANT センター長
1969年3月 宮城県仙台市出身
現在、八王子在住(既婚、4子の父)
武蔵大学経済学部卒業(大学時北欧の福祉を2か月視察)。大学卒業後、長嶋茂雄理事長の花と緑の農芸財団農芸塾生となり、農業や農芸の体験。その後、出版社に7年ほど勤務、1999年より現法人のわかくさ福祉会に入職。2006年より法人事務局長も兼務。2008年より新設された障害者就業・生活支援センターTALANTのセンター長にも従事。2016年同法人副理事長、2020年7月より同法人理事長に就任。
<資格>
- ・精神保健福祉士
- ・ジョブコーチ養成研修修了
- ・農園芸ジョブトレーナー養成研修修了
<現在の公的委員等>
- ・東京都就労支援協議会委員(2018年度~2021年度)
- ・厚生労働省「就労の開始・継続段階の支援における地域連携の実践に関するモデル事業」委員(2023年度)
- ・厚生労働省「定着支援地域連携モデルに係る調査事業」受託団体全国就業支援ネットワーク事務局(2022~2023年度)
- ・八王子市自立支援協議会就労部会委員(現)
- ・八王子市地域精神保健医療福祉推進会議委員(現)
- ・町田市障がい者施策推進協議会就労部会委員(現)
- ・多摩市自立支援協議会委員(現)
- ・一般社団法人東京都農業会議・農福連携人材育成事業運営会議委員(2020年度~2022年度)
<講演等代表実績(依頼先)>
- ■ 株式会社ヤンセンファーマさま 精神科医療機関向け講演会(2015年~2019年から10回)
- ■ 株式会社オリンパスグループさま (2017年・2018年)グループ内障害者雇用人事担当者研修会
- ■ 内閣人事局さま講演・2回(2018年・2019年)「障害者雇用の現状と課題」・人事局審議官等
- ■ 国の機関の職員に対する障害者の職場適応支援者養成セミナー(全就ネット・2018年、2019年)
- ■ TBSラジオ「荻上チキ・Session」障害者雇用の現状について20分インタビュー(2020年)
- ■ 日本財団主催・就労支援フォーラムNIPPON(2018年~2020年)座長、パネリスト
- ■ 多摩市役所人事課 課長等職員向け障がい理解促進研修 講師(2018年・2021年・2022年)
- ■ 東京一般社団法人東京精神科病院協会研修会 講師 2015年、2023年
- ■ 社会福祉法人日本心身障害児協会 島田療育センター 公開シンポジウム 2024年
<現在の他法人役員等>
- ▶NPO法人全国就業支援ネットワーク理事(障害者就業・生活支援センター部会長)
- ▶東京中小企業家同友会八王子支部幹事長、同会多様性委員会委員
- ▶NPO法人セミ~レ(宮城県気仙沼市)副理事長
- ▶NPO法人多摩在宅支援センター円(立川市)監事
- ▶医療法人財団青溪会駒木野病院(八王子市) 評議員
- ▶医療法人社団滝山病院(八王子市)虐待防止委員会委員